
| 私が愛してやまない釣り、それがフライフィッシングです。釣りとしての難しさ奥深さ歴史、薀蓄、どれをとっても釣りの中で最高のものだと思います、あくまで個人的見解ですが。例えば、アーネスト・ヘミングウェイがこの釣りをこよなく愛し、息子にもこれを教え、結果的に息子はその世界で大成してフライフィッシングの歴史に残る「ヘミングウェイ・カディス」と言うフライを創り出したのはあまりにも有名な話です。 イギリス本国では貴族にしか楽しめないフライフィッシングを民間人でも楽しめるようにと、ニュージーランドは建国当初から、色々と努力してきました。その結果が現在のフライフィッシング大国ニュージーランドなのです。 フライフィッシングパラダイス ロトルア、ムルパラ、タウポ ニュージーランド北島は火山で生まれた島です。特にロトルア、タウポ地区現在でも活動が活発な場所で、温泉保養地としても大変有名です。太古の火山活動の跡として多くの火山性の湖が残っており、それが美しい景色を創り出しています。北島の湖は、南島のフィヨルド性の湖と違い水深があまりなく、円形に広い湖が多いのも特徴のひとつでしょう。これらの湖沼は透明度が高く、湧水や流入する河川も多いことからマス類の生態に適した水が流れ蓄えられています。
特に、ロトルア湖周辺、タウポ湖の魚たちは巨大化することで有名で、アメリカやイギリス、日本などの多くのアングラーを魅了しています。こういった湖の魚たちは、スメルトと呼ばれるワカサギに似たもっと小型の小魚を飽食しているため、でっぷりと太ってしかも日本の魚より遥かに強くタフです。日本の大きなマスたちはいわゆる三倍体というものが多く、養殖技術を使って大きくなるものを育てているのに対し、ニュージーランドのマスたちは豊かな自然の中で巨大化しているので、同じ大きさのマスでもファイトは強烈です。巨大化したマスたちが釣り易くなる時期が年に何度かあります。まずはセミの季節です。1月の後半から3月上旬くらいまで、北島ではセミが大量発生します。普段は狡猾で表層に出てこない大型のマス達もこの時期ばかりは、大型ドライフライを何のためらいもなく捕食してきます。すごくゆっくりと鼻を水面に出してドライフライをくわえる様子は、ドライフライ純粋主義者の夢をかなえてくれます。 4月頃から産卵(スポーニング)シーズンが始まります。湖でスメルトを飽食したマスたちはこの季節になると河川へ遡上しはじめます。5月〜7月にかけてピークを迎え、主要な河川では50cmオーバーのレインボーが入れ食いになることもしばしばです。場所によっては、岸から見ていても大きなマスが何匹も回遊しているのが見えるほどで、初めての経験の方には心臓がバクバクになること請け合いです。 10月から12月にかけては、スメルトの集団産卵の遡上を追って巨大マスたちが湖の河口周辺を回遊しはじめます。この時期の釣りは日本ではなかなか味わえない釣りが体験できます。スメルトを追いまわすマスたちが勢い余って水面に水しぶきをあげて飛び出してきてしまうのです。果たしてそれがライズと呼べるのか判りませんが、そういったライズめがけてストリーマーを投げ、表層を引っ張っていると本当にドッカーンというあたりがやってきます。この手の魚は、ものすごく体力があるので、その瞬間からはまさに死闘の様相になります。 それ以外の時期でも、一年を通してロトルア、ムルパラ地区ではフライ、ルアーが楽しめます。この時期は特に駄目ということはあまりありません。緑豊かなフィールドで釣りの本当の楽しさを味わってください。 |
シーズンとタックル
ルールとマナー
よくある失敗
モデルプラン
シーズンとタックル
1月〜2月にかけては、セミとドライフライの季節です。6番位の針に(といっても日本のドライフライフックでは折れてしまいます)ディアーヘアーなどで作ったシケーダパターンが有効です。他にも、ニュージーランドでは最強のドライフライと呼ばれるロイヤルウルフにアダムス、クイルゴードンなどの定番ドライフライがよく効きます。ある程度フィーディングレーンから離れても追っかけて食べることさえあるので最後まで気が抜けません。このころなら6番ロッドなどが楽しいでしょう。 5月〜7月にかけては、スポーニングランを釣っていきます。この時期なら70cm以上の10ポウンダーも夢ではありません。ビーズヘッドのヘビーニンフと薄ピンクやオレンジなどのグローバグが最高の組み合わせです。特にタウポは特別に重いフライを使用します。日本の方はあまり想像がつかないと思います。ですので客観的な説明をしましょう。 8番の太軸の針にコパーのビーズヘッドをつけて0.25のレッドワイヤーを30cm以上巻きこみます。それだけで、太さ5mm程のボディーになるので、その表面をスレッドで巻いて最後に表面をエナメル質のコーティングで仕上げて出来上がりです。 要するに、フェザー等は一切使いません。タウポ湖に流れ込むトンガリロ川は日本で言うと鮎を釣るような押しの強い流れなのです。しかも、鱒たちはこの時期ボトムに着いています。その川底に喰わせのフライを流し込むには、どうしてもこのようなフライが必要になるのです。技術的には、「普通のニンフでもできる人よ」と言う人はいるかもしれませんが、慣れないうちはまず不可能です。 このヘビーニンフの針に40cmほどのティペットを結びその先端にグローバグを結びます。テーパーリーダーはフライの沈みが悪いので使いません。この釣りでは、良いときには一箇所で20本もの50cmオーバーが釣れる事もあります。しかし、スポーン中の群れは次々に場所を変えていくので、群れのいる場所を見つけるのが難しい釣りです。 タウポのスポーニングの釣りでは、かなり強い竿が必要になります。何せルアーロッドでも投げることができるくらいのヘビーニンフなので腰の弱い竿では思うように操れません。8番前後の強めの竿が向いていると個人的には思います。更に、シンキングラインのタイプ4をシューティングヘッドにしてストリーマーを使って釣るやり方も有効です。その場合もタックルは8番でよいでしょう。 10月後半からの、スメルトの釣りは北島のフライフィッシングの名物でもあります。スメルトを追って鱒たちがバシャバシャと跳ねる所を見つけてはキャストしてスローリトリーブしていきます。水面直下で捕食していることが多いため、現地の人たちはフローティングラインで釣っている人も多いくらいです。個人的にはタイプ2のシューティングヘッドの方が距離が出るので愛用していますが、あまり釣果に差はない気もします。 それ以外の時期でも、川なら6番、湖なら7〜8番が扱いやすいでしょう。私のお勧めとしては、一本だけ持ってくるなら、6/7番ロッドに6番のフローティングラインと7番のシンキングのタイプ2と4。二本持ってくるなら、スローアクションの6番にフローティング1本と8番にフローティングとシンキングのタイプ2と4です。 |
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フライ フライに関しては、前述のヘビーニンフとグローバグ、それに喰わせのスタンダードニンフ(ヘヤーズイヤーやフェザントテイル等)の14番〜10番を太軸に巻いてたくさん持ってきてください。 ドライは前述のもので大丈夫でしょう。ストリーマーはパーソンズグローリー、グリーンオービットがなんと言ってもよく釣れます。後は、グレーゴースト、ミセスシンプソンなども信頼できます。もし、クラシックフライで釣るなら、パーソンズグローリーの代わりはプロフェッサー、グリーンゴーストの代わりはグリズリーキングでしょう。それに、ピーターロスが何かとよくつれます。 色々とありますがスタンダードをしっかりとまいてくる事が成功の近道でしょう。 |
| ドライフライ | ||
| ロイヤルウルフ | 10〜14番 | |
| ブラックハンピー | 10〜14番 | |
| アダムスパラシュート | 12〜14番 | |
| メイフライパターン茶色 | 12〜14番 | |
| シケーダ(1月〜2月) | 8〜10番 | |
| カディス | 10〜12番 | |
| ビートル(11月〜2月) | 12〜14番 | |
| ニンフ | ||
| ヘアーズイア−ニンフ | 10〜14番(ウェイト) | |
| フェザントテイルニンフ | 10〜14番(ウェイト) | |
| ビーズヘッドヘアーズイアー | 8番(レッドワイヤー0.25を30cm巻いた超ヘビー) | |
| グローバグ薄ピンク/オレンジ/グリーン | 12〜14番(ノーウェイト) | |
| カディスピューパ(白アブドメン) | 12〜14番(ノーウェイト) | |
| カディスピューパ(緑アブドメン) | 10〜14番(ノーウェイト) | |
| ウェット | ||
| ピーコッククィーン | 6〜8番 | |
| ピーターロス | 6〜8番 | |
| プロフェッサー | 6〜8番 | |
| ダンケルド | 6〜8番 | |
| シルバーサルタン | 12番 | |
| ストリーマー | ||
| タウポタイガー | 6番 | |
| グリーンオービット | 6番 | |
| グレーゴースト | 6番 | |
| ブラックゴースト | 6番 | |
| ウーリーバガー(オリーブ) | 6番 | |
| ウーリーバガー(黒) | 6番 |
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ドライフライでも、太軸の針を使ってください。 ライン |
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ライセンスとレギュレーション ニュージーランドでの鱒釣りでは必ずライセンスが必要です。ライセンスには二種類あります。一つは、タウポ以外の全地域を網羅するライセンスで、これがあればニュージーランドではタウポ地区以外どこでもOKです。一日券が20ドル前後で1週間だと年件が100ドル前後です。シーズンは10月1日に始まり、9月30日に終わります。 それに対し、タウポ湖周辺ではマオリ族の権利の問題上、タウポ地区のみに有効なタウポライセンスが必要になります。こちらは7月1日に始まり、6月30日に終わります。金額的には全国用ライセンスと同じくらいです。レギュレーションの中で注意すべき点は、それぞれのライセンスで違いますが、フライフィッシングに関するものだと、 1. 大きさ 場所によって違いますが、タウポなら45cm以下はリリース 2. キープできる数 多くの場所が3〜5匹以内と規定しているが各河川によって違う 3. 針のサイズ シャンクの幅が14mm以上のものは禁止、シングルフックのみ使用可(トリプルフック禁止)レッドワイヤーの巻いた場合、アイを除いた全長が17mm以上になってはならない。 4. スレがかり スレがかりした場合は魚の生死にかかわらず水に戻す 5. 鱒類の販売の禁止 釣った鱒は、販売してはならない。 6. 川と河口部分でのルアー釣り禁止 川でのルアー釣り禁止、また湖へ流入河川の河口から300m以上離れなければならない(河川と流入する湖による) 7. 竿の先端に糸を結び付けた種類の釣り方の禁止 竿の先端にラインを結び付けたタイプの釣り方は禁止。したがってテンカラは基本的にできません。 8. リーダー、ティペット部でのオモリの使用禁止 オモリが使用できないので、重いフライを使って喰わせのフライを沈めます。(タウポ湖の規定) そのほかにも細かなレギュレーションがありますが、日本の方が気をつけておくべきことは恐らく上記の内容になると思います。 |
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よくある失敗
ニュージーランドで釣りをするとなると誰が行っても簡単に巨大な魚が釣れてしまうと思いがちなのですが、案外そうでもありません。典型的な失敗例を書いておきますので、ニュージーランドで初めて釣りをしようと思っている人たちは是非参考にしてください。 1. 日本と同じ感覚で魚に近づく ニュージーランドの鱒たちは基本的にワイルドな魚です。管理釣り場や養殖場で人を見慣れた魚とは違い、警戒心が異常に強いのです。それを日本と同じ感覚で不用意に魚に近づいてしますと簡単に釣り場は駄目になってしまいます。 釣りガイドが川にそっと近づき始めたら、ちょっとの間じっとして待っておきましょう。釣りガイドは魚がどこについているか具体的に知っています。だから何気なく歩いているようで、魚には見えない角度で川にアプローチしているのです。 それを、気付かず一緒に歩いてしまうとただでさえ警戒心の強い大型のワイルドトラウト達は一気にどこかへ行ってしまいます。服は派手な色を避け自然に溶け込む色にしましょう。特に白や黄色は魚にばれやすいです。 2. 高番手のフライロッドの扱いに慣れていない。 日本で主流の3番中心の釣りだけに慣れている人たちのキャスティングとメンディングに慣れている人たちは、6〜7番をしっかりとターンさせてポイントに送り込む技術が残念ながら出来ていません。今までに何人ものお客様が「僕のキャスティングは大丈夫です」と言いつつ、現場に着くとキャスティングで苦しんで、みすみす目の前の魚を取り逃がすというケースが如何に多いかことか。 6〜7番で20m以上を出す練習と、メンディングでしっかりと6〜7番のラインをドラグフリーで流す練習をしておいてください。そうすれば、初日からバシバシと大きな魚を引き出すことが出来ます。 |
| 10:30 | NZ航空にて、オークランド国際空港到着 |
| 11:00 | オークランドからTaupoに向かう。 |
| 15:00 | Taupoに到着。宿に入り、その後フリータイム。近辺の周遊等 |
| 8:00〜 | ガイドと共に釣り |
| 16:00 | 宿に戻る。 |
| 8:00〜 | ガイドと共に釣り |
| 16:00 | 宿に戻る。 |
| 8:00〜 | ガイドと共に釣り |
| 16:00 | 宿に戻る。 |
| 10:00 | ムルパラからオークランドへ移動、オークランド泊 |
| 9:00 | オークランド国際空港から日本に向けて出発。 |
以上モデルプランに含まれているもの
・宿泊先(モーテル等)
・現地フィッシングガイド
・空港、オークランドからタウポ、ムルパラ地方への送迎
・日本人ガイド全日程
含まれていないもの
日本からの飛行機代、お食事